明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2019年9月2日

2019年8月 サマースクール前半

風が心持ち涼しく感じられるようになって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

8月1~3日に行われたサマースクールについてご報告いたします。
今回のサマースクールは子どもたちの成長を考え、全体で動く場面と個人の課題に集中する場面で、それぞれに合った指導をすることを目的として行いました。

8月1日(木)
 到着してまず、吉里吉里学園小学部に向かいました。そこでは吉里っ子スクールいう、NPO大槌カタリバと、教育委員会が運営している、子どもたちの集いの場が開かれ、子どもたち一人ひとりと向き合いながら、勉強や話をすることができました。また、合間の休憩時間では、全員で鬼ごっこやバドミントンなどを行い、小学生は学年の壁を越えて楽しみました。
午後は小学校のプールにてプール内やプールサイドで、交流・見守りなどのお手伝いをしました。午前中に行ったコラボスクールとは、違う表情の小学生を見ることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

8月2日(金)
 吉里吉里小学校に集合し、大槌学園、吉里吉里学園小学部、私たち明学生 で山田の海に行きました。海ではグループに分かれて4種類のマリンスポーツ(カヌー、ボート、バナナボート、サップ)を順に楽しみました。小学生と明学生が同じグループになることで、互いの距離が縮まり、とても楽しい、充実した交流をすることができました。
午後の自由時間では海だけでなく砂浜でも遊びました。そこでは参加者全員と、趣味や学校生活など様々な会話を通じて、交流を深めることができました。
夕食は、吉里吉里公民館の向かいの「のん家」という地域の方々が営むお食事処でカレーライスを頂きました。ともにいただいた唐揚げやお味噌汁もとても美味しかったです。
その後、浪板交流センターに向かい、合宿をしている大槌学園の中学2年生の夕食を手伝いました。普段吉里吉里では交流できない学年と交流することで、自分たちも一歩踏み込んだ話や交流をすることができ、刺激を受けることができました。また中学生に大学生という存在が少しでも身近に思ってもらえるように努めました。

8月3日(土)
 午前中は、地域の方々に協力していただき、吉里吉里と明治学院大学のつながりの象徴である「すまいる花壇」の手入れと整備を行いました。その後吉里吉里公民館にて地域の方が用意して下さったホタテで一緒におにぎりを作りました。
 午後は、今年は防波堤建設等のため吉里吉里海岸での遊泳は行っていませんが、地域の方が近くのビーチに連れて行ってくださいました。そのおかげで吉里吉里の海を満喫することができ、また吉里吉里という土地の自然の豊かさを肌で感じることができました。復興が進み、震災前のような生活が戻ってきたように感じられますが、海に沈んでいる東日本大震災のがれきを見せていただき、完全に戻ることはなく、忘れてはいけないものだと感じました。貴重な経験をありがとうございました。
その後地域の方々が「感謝の会」を開いてくださいました。そこでは、ホタテや、焼き肉、野菜炒め、焼きそば、おにぎりなどのご馳走が並び、それを囲んでの地域の方々と過ごした団らんは吉里吉里の良さを改めて感じることができるものでした。また、先輩方が今まで積み重ねてきた活動や、吉里吉里の方々と学生の絆を感じることが出来ました。そして私たちが活動するたびに、貴重な時間や居場所を提供してくださるなど、吉里吉里の方々にたくさん助けられていると強く感じました。 今回私たちにしてくださったことを忘れず、感謝の気持ちを持ってこれからの活動に参加していきたいと思います。私たち明学生にとって大変充実した時間となりました。おいしいご馳走と、素敵時間をありがとうございました。

 現在の吉里吉里は復興が進み、防波堤の工事が終了したら、概ね復興が完成します。復興が進むことにより、私たちもそれに応じた活動をしていく必要があり、現在今後の活動をどう進めていくかメンバーで話し合っております。今回の活動を通して私たちが来ることを待ってくれている人や、一緒に遊びたいと思ってくれている子どもたちがいるということを肌で感じることができ、改めて活動の大切さを学ぶことができました。

 今回の活動でご協力いただいた地域の皆様をはじめ、日頃より活動を温かい目で見守ってくださっている皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

社会福祉学科1年 瀬戸瑞生